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2017.10.12 トーナメント

有形文化財が会場となった「全日本選手権」

第18回全日本レディース四ツ球選手権

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13名の女子プレイヤーが四ツ球日本一を争った【写真提供:町田正(JPBF)】


10月7日〜8日(土・日)の2日間に渡り、東京・神保町の『学士会館』を会場に『第18回全日本レディース四ツ球選手権』が開催された。学士会館での開催は昨年に続いて2年連続。長い歴史を持ちながら、常にコンディションが整えられてきた4台のテーブルが並んだ『撞球室』で、今年は13名のプレイヤーが日本一を争った。

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会場となった『学士会館』。国の有形文化財にも指定されている


大会のフォーマットは、13名を7名と6名のリーグに分け、それぞれで総当たりの予選リーグ戦を行い、各組の1位同士が優勝決定戦、2位同士が3位決定戦、3位同士が5位決定戦を戦うというもので、全ての試合が50点ゲーム。この予選リーグでは、昨年優勝の久保谷由紀子選手、準優勝の平山英子選手が実力を発揮して今年も1位で勝ち上がり、決勝戦は昨年と同カードとなった。

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高い技術を発揮した久保谷選手(写真提供:吉江安正)


迎えた決勝戦では、28点のランを見せた久保谷選手が50-17で勝利し、見事に学士会館での全日本選手権2連覇を達成した。また3位決定戦では山田祐子選手が吉村香南枝選手を下し、5位決定戦では萩原みゆき選手が町田千保子選手に勝ち、最終順位は、3位・山田選手、4位・吉村選手、5位・萩原選手、6位・町田選手となった。

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左から久保谷選手(優勝)、西田佳恵選手、萩原選手(5位)、町田選手(6位)、川上静子選手、山田選手(3位)、山本和子選手、吉村選手(4位)、中野美智選手、森和恵選手、後藤静花選手、後藤ひろみ選手、平山選手(準優勝)【写真提供:町田正(JPBF)】


大会終了後には、大会に使用されたテーブルが、大正の末期から昭和の初期にかけて日本のビリヤードの実力を世界に知らしめた山田浩二選手のビリヤード場『山田リクリエーション』に設置されていたものであることや当時のビリヤード事情などについて、大会運営にも携わった町田正プロ(JPBF)からの解説もあり、選手達、来場者にとって、ビリヤードの歴史、文化的な側面からも意義深い大会となった。

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大会終了後には町田プロからテーブルについての詳しい解説もあった【写真提供:町田正(JPBF)】