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2017.07.17 トーナメント

平口結貴が初優勝! 男子は張榮麟がJO2度目の制覇!

第30回ジャパンオープン

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平口結貴、初優勝!


男女共に日台対決となったJOのクライマックス。男子テンボールは大井直幸vs張榮麟、女子ナインボールは平口結貴vs范育瑄の決勝戦。

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大井直幸は惜しくも準優勝


同時にスタートした試合は、明暗を分ける展開となる。まずJPBA女子最年少プロ、20歳になったばかりの平口と、まだあどけなさの残る18歳の范の戦いは、序盤は互いに固さがあったが、中盤以降、大会前に1ヵ月の中国遠征を行い、また一つ成長を遂げた平口が思い切りのよいプレーで差を広げていく。

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女子ナインボール準優勝・范育瑄


一方、現在WPA世界ランキング1位で今大会も2011年に制している張榮麟と、今年国内で3勝を挙げ、海外のトーナメントにも積極的に参戦し、強さと上手さをさらにレベルアップさせている大井直幸のゲームは、張が相変わらずの精密なプレーでリードし、大井が追い掛ける展開。もちろん大井にも勝機はあったが、追撃態勢に入るかと思われたところでのノーイン、スクラッチと、この試合ではブレイクに苦しんだ。

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ゲームボールに向かう張。これを決めてJO2度目の戴冠


大井がリードを許す中、平口は順調にポイントを重ねて遂に6-3でリーチ。第10ラックで范に1点を返されたが、次ラックでチャンスを得て残り2球。8番から9番へのポジションが走りすぎ、あわやコーナースクラッチかとギャラリーから不安の声が漏れる中、手球はテーブル上に何とか残った。平口のコーチを務め、中国遠征にも帯同した鳴海大蔵プロが「飛ばすんじゃないかと思った」9番だったが、これを落ち着いてしっかりと沈めて、JO史上最年少のチャンピオンが誕生した。

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女子ベスト4。左から3位タイ・曽根恭子、準優勝・范、優勝・平口、3位タイ・河原千尋


そして会場内の興奮が冷めやらない中で終盤を迎えた男子決勝、この日一日、ギャラリーと一体となりながら全てにおいて高いパフォーマンスを魅せていた大井であったが、試合途中にキューを床に叩き付けてキュー尻を壊しながらも、極めて冷静に正確にショットし続けた張の前に3-8で敗れ、自身JOでの最高成績となるも悔しい準優勝となった。

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男子ベスト4。左から3位タイ・呉坤霖、準優勝・大井、優勝・張、3位タイ・北谷好宏


30周年を迎えた今年のJO。ビッグイベントとしての新たな試みもあり、24名のプレイヤー達が演じたハイレベルなバトルは、例年以上に熱かった。日本最大規模であり最高峰のオープントーナメントの名にふさわしい、大きな盛り上がりを魅せた一日。真夏のJOは、世界トップの力と新たなヒロイン誕生という2つのドラマを完結させてその幕を閉じた。

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大井は敗戦直後も締めくくりのギャラリー抽選で会場を盛り上げた


なお、男女決勝戦の模様は明日CBNTで配信開始。さらに大会の模様は8月4日(金)発売のCUE'S9月号でも詳しくお伝えする予定です。