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2017.02.13 トーナメント

羅立文が初参戦初優勝!

第22回京都オープン

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大逆転で大会初制覇を果たした羅立文


冷え込みが厳しかった昨日、京都市の『Y's』(予選は全10店舗併用)において、 『第22回京都オープン』が開催された。フォーマットはナインボールのハンデ戦で、 プロ6(女子プロ、A級5、B級4)ラック先取というスリリングなもの。

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決勝会場となった京都市の『Y's』


男子プロの公式戦が開催されない月とあって、プロも多数参加。中でも注目を集めたのは、この大会に過去3連覇を達成している大井直幸と関東から初参戦の羅立文。このように世界で活躍するプロと対戦したり間近で観戦が可能なこともオープン戦の魅力のひとつ。

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3位タイ・弓場将平


2人は期待通りに予選を通過して本戦(ベスト16)に登場してギャラリーを喜ばせる。 また大井由希子も女子としてただ1人本戦に残って力を示し、よもやの夫婦ファイナルに 期待が寄せられた。しかし昨年優勝シードの島田隆嗣アマに敗れてここで終了となった。 大井と羅はアマチュア選手との対戦を危なげなく制してベスト8へ進出を果たした。

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3位タイ・島田隆嗣


このベスト8ではナインボールの進化を感じさせる場面が多く見受けられた。全てが プロvsアマのカードとなったが、羅を除くプロがここで敗退。終始追い風ムードの島田は 山川英樹に流れを渡さず、島田と同じARC所属の齋藤大寛は高い攻撃力で佐藤正行を追い込む。そして弓場将平は注目の大井を相手にヒルヒルの死闘の末にゲームを制した。

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準優勝・齋藤大寛


これは、トーナメントゲームがナインボールからテンボールに移行した後にナインボール・オン・フットのナインボールが主流となった今、ワンボール・オン・フットのナインボールであれば下剋上のチャンスがあることを示したと言える事象で、プロアマ全体の進化を証明する格好となった。なお大井は随所でワールドクラスのスキルとトークを披露してギャラリーをおおいに喜ばせ,敗れてもなおスターの存在感を示していた。

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敗れてもなお存在感を示した大井直幸


準決勝では齋藤が大会2連覇を狙う島田を破り、羅が弓場の2試合連続大金星は封じた。 そして今大会最大の見せ場は決勝戦で訪れた。強烈なシュートを武器に堅実に加点する齋藤が、精密機械・羅を相手に4-1のスコアでリーチをかける。だがしかし、ここから羅がアジア選手権2連覇中の底力を見せ、ギャラリーを唸らせる緩急自在なコントロールを披露しつつポイントを重ね、結果5連取を果たして大逆転優勝を飾った。

羅は「以前から参加したかった大会で、今回は名古屋と大阪でレッスンの仕事を絡めて、 ようやく来ることができました。決勝戦は追い込まれたけれど『1球1球に集中する』ことができて、良いプレーをすることができてよかったです。京都オープンにまた来たいです」と喜びを語った。

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決勝戦ではワールドクラスのプレーを披露


閉会式では主管にあたる京都府ビリヤード協会の小堀泰次郎理事長から「天候も厳しいと予報が出る中、231名もの方に、それも遠方からも多数ご参加いただきありがとうございました。今後もビリヤード業界発展のために努めてまいります」と謝辞が贈られて散会となった。

そして最後にエピソードをひとつ。前号の『CUE'S1月号』に登場してくれた田附なな子さんが、レッスンで教わる吉岡正登プロに感謝の気持ちを込めて、カラフルで可愛い応援幕を用意。しかし、今回は残念ながら吉岡プロが予選で姿を消してしまったため、応援幕の出番は先送りに。せっかくなので、ここでご紹介を。

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